夏の風物詩!音色に癒される!風鈴寺こと豊田小渡「増福寺」

夏の風物詩である、風鈴。暑い日に風鈴の音を聴くと、なんだか涼しさを感じますよね。

「湧泉山増福寺(ゆうせんざんぞうふくじ)(以下、増福寺)」は、豊田市にある、人口300人未満の小渡(おど)という小さなまちに建立された、曹洞宗の禅寺で、別名「風鈴寺」とよばれています。そんな風鈴寺へ、梅雨のジメジメした暑さと憂鬱さを吹き飛ばしに出かけてきました。

「おど夢かけふうりん駅」から「風鈴寺」へ向かおう

「おど夢かけふうりん駅」から、歩いてお寺に向かいました。「おど夢かけふうりん駅」は、とよたおいでんバスの「小渡」バス停の休憩所です。
車の場合、こちらの無料駐車場か本堂前の駐車場(6台分)を利用できますよ。

案内にしたがって、お寺を目指します。川にかかる橋。アーチ型の支柱に、少しずつ朝顔のツルがのびていました。

とても静かなまちで、お寺に近づくにつれ、かすかに風鈴の音が聴こえ始めます。アクセス情報のとおり、2分くらいで、お寺に着きました。

「夢かけ風鈴」とは

境内に歩みを進めると、風が吹くたび、やさしい音色につつまれます。階段を上がるごとに、いくつもの風鈴の音が重なって、聴こえる音が大きくなっていく。風鈴の音って、とても繊細で、癒されますね。

「夢かけ風鈴」は、平成14年小渡地区の活性化に立ち上がった、青年部の要望を受けた住職が、宗祖である道元禅師(どうげんぜんじ)の教え「風鈴の頌(ふうりんのしょう)」にならい、全国で初めての“奉納風鈴”を受ける寺となりました。風鈴の頌とは、風鈴を題材とした悟りの世界を表す、漢詩だそうです。
境内には、参拝者が奉納した、約7000個の風鈴がかけられています。

夢かけ風鈴には、「人生において、どんな風が吹こうとも、短冊に書いた夢が叶うように」と願う、住職の想いが込められています。奉納された風鈴の短冊が、風で切れたとき、願いが叶うともいわれているそうですよ。

「夢かけ風鈴」を奉納しよう

奉納される風鈴は、祈願の内容により、短冊がわかれています。赤は「縁結び」、緑は「家内安全」、黄は「商売繁盛」、紫は「学業成就」、青は「無病息災」です。

わたしは、青の「無病息災」の短冊に願いを書きました。

風鈴は、寺院の屋根の四隅に取り付けられた、「風鐸(ふうたく)」が原型だといわれています。昔は、「強い風は、疫病や災いを運んでくる」といわれており、邪気除けのために取り付けられていたそうです。

「いま、誰もが予想していなかった世界になり、嵐のような風が吹き荒れていますが、はやく強い風がおさまり、穏やかな日々が戻りますように」

そんな願いを込めて、奉納しました。

風が吹くと、境内にある風鈴の短冊がいっせいにゆれ、うつくしい鈴の音が鳴り響きます。目で風を見て、耳で音を聴く。コロナ禍であることを忘れてしまうくらい、こころが和みます。風鈴が邪気を払ってくれますように。

かわいい風鈴が描かれた「御朱印」

書置きされた、御朱印を頂いてきました。
風鈴寺ならではの“風鈴”が描かれていて、とてもかわいいです。

涼やかな風鈴の音色のおかげで、いつの間にか暑さを忘れてしまうくらい、こころを落ち着ける時間を過ごすことができました。

風と水、音で感じる、癒しのお寺「増福寺」。蒸し暑さを和らげに、そして、夢かけ風鈴に願いを込めに、風鈴寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

湧泉山 増福寺
住所:愛知県豊田市小渡町寺ノ下18-19
アクセス:名鉄「豊田市」駅 とよたおいでんバス豊田・旭線「豊田市(東口)」~「小渡」(約1時間7分) バス停「小渡」より徒歩約2分
東海環状自動車道 豊田藤岡ICより約35分
中央自動車道 瑞浪ICより約45分
TEL:0565-68-2615