歴史と伝統にふれる!碧南「大浜てらまち」ぶらり“まち”歩き!

碧南市にある美術館を探していたときに偶然見つけた「大浜てらまち」。
近くまではよく来ているのに、こんなにも雰囲気のあるエリアがあることを知りませんでした。

今でもなお、多くの寺院・神社が立ち並び、路地裏には醸造の蔵や古い家屋が残っており、どこか懐かしい時代を感じられる街となっています。

今回は、歴史と伝統がつまった「大浜てらまち」でぶらり“まち”歩きしてきました!

青空の下で輝く「西方寺(さいほうじ)の太鼓堂」

大浜てらまち地区には、南北1.2㎞ほどの狭い地区に、「十ヶ寺」といわれる、10軒のお寺が集まっています。

碧南駅から歩いて約5分。十ヶ寺のひとつ、「西方寺」にたどり着きます。
「西方寺の太鼓堂」の美しさは、遠くからでもすぐ目に留まりますよ。

「太鼓堂」は、「新民序」と呼ばれる学校の校舎で、周辺の各村には「新民塾」と呼ばれる学校が作られていました。これらはのちに小学校になったそうです。

そういった経緯から、碧南地方における学校教育の発祥の地といわれるようになったわけですね。
街の歴史について、知らなかったことを知ると、興味や愛着が高まって、“まち”歩きがさらに楽しくなります!

江戸時代から続く伝統の本みりん!

西方寺の近くにある、創業240余年のみりん醸造元「九重味淋(ここのえみりん)」。

空の「青」と大蔵の「黒」の鮮やかなコントラストがステキです。
しかし、写真を撮りながらも私の気持ちはすでに、九重味淋さんが経営するレストラン「K庵」に向かっていました(笑)。

写真を撮り終え、ウキウキしながら店の前へ向かうと、そこには「定休日」の文字。
確認を怠った自分のミスですが、事前にメニューを見て、「これおいしそう~!何食べよう?」と悩んでいたので、とても残念でした。

次はきちんと予約して、江戸時代から受け継がれる本みりんを使った、「本みりんの可能性を広げる料理」を味わいたいと思います!

歴史溶け込む撮影スポット!

街のあちらこちらにある、細い路地。
道に迷ってしまいそうですが、歴史を感じる黒塀など、どこを切り取っても絵になります。
「ここも良い!ここも良い!」の連続で、何枚も写真を撮ってしまいました!

着物を着て歩いたら、さらにいい写真が撮れそうですよね。

立ち並んだ古い蔵も風情豊かです。
過去と現在が混ざり合う風景に違和感はなく、それぞれの色が溶け込んで、より一層、魅力的な風景になっています。

旧大浜警察署で大正ロマンに浸る!

レトロな建物がとても印象的な「旧大浜警察署」

最初に目に入るのは、漁に出る船のために利用されていたと言われる、「バロメートル(気圧計)」を埋め込んだ石柱です。
現在は使われていないものの、止まっているわけではなく、実際の気圧が示されていますよ。

旧大浜警察署は、大正13年に老朽化のため、木造建築から鉄筋コンクリート造の建築に建て替えられました。

南ヨーロッパをイメージした外観となっており、大正時代に日本で流行した、セセッション様式が取り入れられているとのこと。「セセッション様式」とは、直線的な幾何学模様を取り入れた建築様式だそうです。

入口のシンプルでありながらも特徴的な模様に心惹かれます。
大正ロマンの趣が残る建造物は、現代にもマッチしたおしゃれさなので、この建物が大正時代のものということが不思議に感じてしまいました(笑)。

様々な歴史や伝統ある場所で、古き良き時代を現代の風とともに感じながら、約2時間の街歩きを楽しみました!

昨年はコロナウイルス感染症の影響で中止となってしまいましたが、毎年10月の第3日曜には、「大浜てらまちウォーキング」というイベントも行われているそうです。

様々な店が出展される「てらまちマーケット」や「商店街スタンプラリー」など、老若男女問わず楽しめる内容が盛りだくさんなので、ご家族やご友人とぜひ参加してみてくださいね。

皆さんも「大浜てらまち」ぶらり歩きに来てみてください!

西方寺
住所:愛知県碧南市浜寺町2-19
アクセス:名鉄三河線「碧南」駅下車 徒歩約5分
TEL:0566-41-4009


旧大浜警察署
住所:愛知県碧南市錦町1-7
アクセス:名鉄三河線「碧南」駅下車 徒歩約10分
TEL:0566-48-6602